わが国は先進国でありながら、「危機管理」に関しては、欧米諸国に比べて遅れをとっていると言われています。特に、行政の危機管理に対する意識の低さ、意思決定の遅さばかりが目立ちます。
企業や個人レベルでの危機管理対策では、マニュアルを作成したり、危機管理システムを導入したりと徐々にではありますが、災害に備える意識が高まってきているようです。生命や財産に関わってくる問題ですので、しっかりとした対策が必要不可欠です。
危機管理が必要だと理解はしていても、実際に様々な想定の元、マネージメント出来ているかと問えば、大半は”No”でしょう。人間の対応ですからすべてにおいて、万全であることは難しいです。 起こってしまった、災難に対して、いかに対処できるか、それが重要です。
「こんな事が起こるなんて、思っても見なかった・・」「まさか自分が被害に遭うとは・・」
「想定はしていたが、直面すると動転してどうして良いのか分からなくなった」これでは、リスクを管理できているとは言えません。
当然、個人、企業、各メディア、行政、それぞれ責任や役割が違いますので情報提供、や支援、活動などがスピーディに連結できるかも重要になってきます。
時間軸で見ていくと、短期的、長期的、と分けてリスクマネージメントしていく必要性があるでしょう。短期的とは、応急処置に近い、直面した危機に対する対応である。または、応急処置を行うために、いかに準備できるか、組織を組めるか、ということになります。 長期的な部分では、多くの情報からリスクの分析を行い、危機管理の有効性を客観的に判断し、戦略を練っていかなければなりません。